元DDT橋本が把瑠都の相手に名乗り
プロレスラーの橋本友彦(38)が26日、都内で会見し、大みそか「RIZIN」で格闘家デビューする元大関把瑠都の対戦相手に名乗りを上げた。03年大みそかの「INOKI BOM-BA-YE」でアリスター・オーフレイムと対戦するなど過去に総合格闘技を5戦(1勝4敗)行った橋本が、いまだに相手が発表されない把瑠都に狙いを定めた。
06年のジャイロ・クスノキ戦以来、総合の試合はしていないものの、練習は継続している橋本は「何もできへんくせに話題性で出てきたろうし、(獲物として)おいしそう。僕も38歳なんで格闘技は先が知れてる。いいタイミングで大きなタイミングができたんで」と不敵に笑った。
意外にも把瑠都が元大関&幕内優勝経験者とは知らず、報道陣から伝え聞くと「大関なんですか?けがで引退?全然知らなかった。じゃあ、強いかも。余計やりたくなってきた」と目を輝かせた。
182センチ、130キロの橋本は「とにかくでかいヤツとやりたい。実現したら?こかして(ころばせて)タコ殴りかな」とニヤリ。PRIDEが存続していた時代に出場を熱望していたもののかなわず、夢を「RIZIN」でかなえたい思いもあるという。また、高校の先輩である高阪剛(45)が、やはり06年以来の格闘技復帰を決めたことも刺激になったと明かした。
「大みそかはスケジュールは空いてる」。橋本は仮に来年以降でも問題ないといい、元大関との一戦へ執念を見せた。
橋本は98年にJPWAでプロレスラーとしてデビュー。DDTなどを経て、現在はアパッチプロレス軍に所属している。