曙「すべて失った」サップ戦へ執念

 年末の格闘技イベント「RIZIN」の榊原信行実行委員長は30日、12年ぶりのボブ・サップ戦が決定した元横綱曙について「ハッスルなどで一緒だったときも『あの日で人生が変わった』、『すべて失ったものを取り返さないといけない』というのが根っこにあった」と思いを代弁。曙、サップともに精力的に練習しているとした。試合は大みそかに行うと正式発表。会見を12月上旬に行うと予定とした。

 注目のルールについては未定といい、「総合で(グラウンドで)ゴロゴロしてもね。本人たちは何でもやるという思い。ガチガチの10分、5分にあてはめたところで無理だろうと。2人のポテンシャルを生かせるルールでやれたら」とした。

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