元把瑠都の対戦相手はレ・バンナ
年末の格闘技イベント「RIZIN」に参戦する大相撲の元大関・把瑠都ことホーベルソン・カイド(31)の対戦相手がジェロム・レ・バンナ(42)に決まったことが11日、フジテレビ系「バイキング」(月~金曜、前11・55)の番組内で発表された。
番組に出演した高田延彦統括本部長がフリップを出し、「まだ発表されてない把瑠都選手の対戦相手はレ・バンナ選手です。プライドルールで行います。ぜひ見て下さい」と発表した。
元把瑠都は10月22日にRIZIN電撃参戦を発表。大相撲の現役時代は膝などに数多くの負傷を抱えていたが、「けがは良くなった。世界一強い格闘家を目指したい」と意気込んでいた。引退後もずっと体は動かしていたという。
エストニア出身の元把瑠都は04年夏場所での初土俵後、06年夏場所で新入幕。10年春場所後に大関に昇進し、12年初場所では幕内優勝を果たした。その後、左足のけがもあり、カド番で迎えた12年九州場所を途中休場して大関から陥落。東十両3枚目で迎えた13年秋場所前に引退表明した。
一方のバンナは95年からK-1に参戦。それ以降、持ち前のハードパンチを武器に「K-1の番長」「無冠の帝王」などの異名を持ち、日本では今でも熱烈なファンが多い。番組内での発表に、MCの坂上忍、雨上がり決死隊も「えー!バンナ!」と絶叫したほどだ。
これで「RIZIN」の未発表カードは、エメリヤーエンコ・ヒョードルの対戦相手のみとなった。