ボクシング長谷川穂積、進退は明言せず

 11日のプロ40戦目で2度のダウンを奪われながら判定勝利を飾った元世界2階級王者の長谷川穂積(34)=真正=が14日、神戸市内の同ジムを訪れ、山下正人会長と会談した。

 人生最重量の相手、WBO世界スーパーフェザー級5位のカルロス・ルイス(22)との激戦で、左目はまだ腫れ上がったまま。病院に行き、脳などにダメージはなかったものの、鼻骨を骨折していたことが判明した。

 進退に関し、長谷川は「負けたわけじゃない。ゆっくりする」と明言はせず。山下会長は「勝ったけどダウンも奪われた。微妙なところ。『自分で考えろ』と伝えた。結論はどちらでも支持する」と話した。今後は現役続行か引退か、長谷川が熟慮するのと平行し、次戦、世界戦のマッチメークを進める。

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