小川×橋本Jr.大みそかIGFで初対戦
「INOKI BOM-BA-YE 2015」(31日、両国国技館)
暴走王が破壊王ジュニアに鉄拳制裁を予告した。IGFは17日、で橋本真也没10周年記念試合として、橋本さんのライバルであり盟友だった小川直也と橋本さんの長男の大地がシングルマッチで初対戦すると発表した。
この日、2人は両国国技館の前で会見。スーツ姿の小川はラフな服装に帽子をかぶって現れた大地に激怒し、「この格好は何なんだ。レスラーとして恥ずかしくねえのか。オヤジか見たら泣くぞ」などと罵倒。「これがオレのスタイルなんだよ。よくオヤジを語れるな」などと言い返す大地と口論になり、会見は別々に行われることになった。
「ガッカリだね、アイツには。昔の映像を見れば分かるけど、破壊王もスーツを着ていたよ。それを、オレらしくとか、オヤジを否定してんのか」と、小川の怒りは収まらず。「この戦いを通して、レスラーはなんたるものかを分からせてやる。考えが古いと言っちゃあそれまでだけど、そうじゃない。鉄拳制裁ですよ。そういうことだ」と予告した。
一方の大地は「冷静に考えたら、ものすごい低レベルな争いをしてたなと。突っ込んでくるところが違うよね。別にいいじゃん、服装なんて。何に対して制裁すんの。試合としてつぶしてやるってこと?」と苦笑。今の小川のイメージを「ハッスルのイメージ、いや、ハッスルの時よりひどいよ。ゼロワンの時は暴走してて、面白かったけど」と話し、「このカードにまったく魅力を感じない。ゼロワンの時の小川直也が出るならいいけど」と、暴走王復活を要求した。