辰吉寿以輝、3連続KOに自信

計量を一発クリアした辰吉寿以輝(右)と脇田洸一
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 「ボクシング・54・4キロ契約4回戦」(19日、エディオンアリーナ大阪第2競技場)

 元WBC世界バンタム級王者・辰吉丈一郎(45)の次男・寿以輝(19)=大阪帝拳=が18日、プロ第3戦へ向け、大阪市内で前日計量を行い、54・0キロで一発パスした。対戦相手の脇田洸一(25)=クラトキ=は54・2キロだった。

 計量後はメーンを務める先輩・中沢奨(23)=大阪帝拳=の母の手作りスープとサンドイッチで回復。「減量も問題ない。コンディションはバッチリ」と力を込めた。

 4月のデビュー戦から2戦連続KO勝利。今回のテーマは「ディフェンス」と言い切り、成長した姿を見せることを約束。「しっかり組み立てたい。何回とかはないけど、倒して勝つ」と3連続KOへ自信満々だった。

 脇田は3戦2勝1敗、170センチのオーソドックス。「(寿以輝の)パンチはすごい強そう。打ち終わりに左フックをもらわないように」と強打を警戒した。

 デビュー戦で負けたが、その後、連勝し、前戦はダウンも奪うなど勢いはある。「4回戦の試合で注目されることはない。勝って名前を挙げてやろうと思っています」と“ビッグネーム”撃破へ闘志を燃やした。

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