中沢奨、対戦相手が「倒す」と挑発

 「ボクシング・スーパーバンタム級8回戦」(19日、エディオンアリーナ大阪第2競技場)

 メーンを務める東洋太平洋同級9位・日本同級8位・中沢奨(23)=大阪帝拳=は18日、大阪市内で前日計量を行い、対戦相手の渡部大介(24)=ワタナベ=とともにリミット53・3キロで一発パスした。

 高校4冠、元全日本アマチュア王者はプロ転向後、デビュー7連勝(4KO)で初の日本選手を迎え撃つ。「心身ともに絶好調。しっかり左で組み立てて、中盤から後半に倒す。パンチはあると聞いているけど、自分のボクシングをすれば大丈夫」と気合十分。

 試合が決まったころ、フェイスブックで渡部から「倒す」と挑発を受けた。「向こうも『倒す』と言っているので、モチベーション上がっている。早く試合がしたくて仕方がない」と闘志に火は付きまくっている。

 愛称は“浪速のショー”。辰吉寿以輝の良きアニキ分で「KOでつないでくれると思うので、もっと盛り上がる試合をしないと」と、存在感を見せる。「来年はタイトル戦。日本、東洋どっちでも」とアピールを誓った。

 渡部はプロ2勝(2KO)1敗。アマチュアでは40勝(18KO)14敗。アマ時代は常に格上の存在だった中沢に「アマとプロは違う。自分はプロ向き。目がいいと言われる。(差を埋めるのは)アマほど難しくない」と、番狂わせを予告した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ファイト最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ファイト)

    写真

    話題の写真ランキング

    リアルタイムランキング

    注目トピックス