田中恒成 逆転KOで初防衛
2枚
「ボクシング・WBO世界ミニマム級タイトルマッチ」(31日、愛知県体育館)
王者・田中恒成(20)=畑中=が挑戦者で同級4位のビック・サルダール(25)=フィリピン=に6回2分15秒でKO勝ちし、初防衛に成功した。
5月に日本選手最速となるプロ5戦目で世界王座に就いた“尾張の怪物”田中が逆転KOだ。5回にダウンを奪われたが、絶体絶命の状況から反撃。6回に左ボディーで、相手をロープ際に大の字にした。
試合後はマイクを握ると、晴れやかな顔で「しょうもない試合をしちゃったけど、結果オーライでお願いします!16年は2階級制覇することを誓います!」と宣言。7戦目での2階級制覇となれば、8戦目で成し遂げた井上尚弥(大橋)を抜いて最速となる。