ボクシング元ＷＢＣ世界バンタム級王者の辰吉丈一郎（４５）が１８日、都内で行われた映画「ジョーの明日－辰吉丈一郎との２０年－」完成発表会に登場、終始“辰吉ペース”で周囲を圧倒し、爆笑会見を巻き起こした。

　有楽町にある高級外資系ホテルで行われた会見に、辰吉は黒のジャージにサンダル履きといういつもとまったく変わらない格好で登場。司会者からあいさつを求められると「辰吉です…。ども」といったあと「なんて言っていいかわからへん」と苦笑いを浮かべた。

　その後も辰吉の独壇場。今回の映画を監督した阪本順治監督も一緒に登壇したが、その監督の印象を聞かれると「え？話聞いてませんでした、すんません」。その後も、辰吉の魅力を語る阪本監督がしゃべっている途中に「もうやめた方がいいですよ、ボロがでる」と止めに入るなど、やりたい放題だ。

　極めつけは最後に行われたフォトセッション。この会見の前に、第一部として松平健が主演する時代劇「顔」の製作発表が行われており、フォトセッションでは松平との２ショットが実現した。

　実は、るみ夫人が松平の大ファンで、この日の対面を楽しみにしていたそうだが、辰吉自身はテレビをほとんど見ないため、松平を前に「チラッとみたのは、馬に乗ってんなーと思ってました。ごめんなさい」とコメントしてしまい、これには松平も思わず苦笑いするしかなかった。