女子レスラーRay、脳腫瘍で生検手術

 プロレス団体のFMWは27日、都内で後楽園ホール大会(2月26日)についての会見を行い、女子プロレスラーのRayが脳腫瘍で手術を受けたことなどを発表した。

 Rayは昨年12月に起こした脳しんとうの検査で脳腫瘍が判明。今月21日に良性か悪性かを鑑別する生検手術を受けた。2週間後に出る検査結果で同大会への出場可否を判断するという。

 しかし、会見に出席した大仁田厚(58)は、頭部に生々しい手術痕が残るRayに向かって「過酷なようだが、ぜひ試合に出てもらいたい」と厳命した。

 この日の会見では、同大会での世界ストリートファイト6人タッグ選手権で大仁田率いるFMW軍がW★INGモンスター軍に敗れるか、同大会が満員にならなかった場合は団体を解散することも発表された。

 大仁田は「FMWは解散を売りにしているという声があるが、レスラーが、会社が、1試合1試合、全精力を傾ける姿勢がないとプロレス界で生き残る資格はない」と解散をかける意義を力説。「Rayが戻ってくるリングを死守しないといけない」と自身に必勝を課した。

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