ＷＢＡ世界スーパーフェザー級スーパー王者・内山高志（３６）＝ワタナベ＝が３日、東京中野区の新井薬師梅照院で行われた節分会に参加。集まった人々から大きな歓声を浴びた。

　東洋太平洋王者時代から８年連続という内山は「毎年チャンピオンのままやらせていただいている。無敗で来て（豆を）投げれば、縁起がいいと喜んでもらえる。来年もチャンピオンのまま、９年連続でやらせていただきます」と続投宣言。

　１月末にＷＢＡから正規王者のハビエル・フォルトゥナ（２６）＝ドミニカ共和国＝との王座統一戦が指令された。内山は「いつでも闘える準備はしているし、誰とやっても勝つ。技術があると思うし、明白に勝つことで評価が上がる」と前向きだった。

　陣営は元ＷＢＡ世界フェザー級スーパー王者ニコラス・ウォータース（３０）＝ジャマイカ＝戦に向け交渉中だったが「ウォータースにこだわりはあるけど、（フォルトゥナと）順番が変わるのは構わない。海外に行ってもいい」と、目の前の相手を倒しに行く。