飯伏がDDTと新日本退団

 DDTプロレスリングと新日本プロレスに所属する飯伏幸太(33)が22日、都内のDDT事務所で会見を行い、今月限りで両団体との契約を解除して退団することを発表した。今後は「飯伏プロレス研究所」を立ち上げ、所属して活動を続けていく。

 頸椎(けいつい)椎間板ヘルニアなどで長期欠場中の飯伏は、故障はほぼ完治し、医師からも復帰のゴーサインが出ているという。それでも退団する理由を「2団体に所属してプロレスを続けていくことに、気力的にも肉体的にも限界を感じるようになりました。今のプロレスのスタイルをやりきったという思いもあります。これまでにない新しいプロレスの可能性を追求して行きたい思いが強くなり、両団体に契約の解除を申し入れ、了承してもらいました」と説明した。

 今後については「新たなプロレスの可能性を追求する『飯伏プロレス研究所』を立ち上げたいと思います。具体的なことは何も決まっていません」とした。DDTと新日本への参戦については「(関係が)切れた訳ではないので、出られるなら出たい」との意向を示した。

 飯伏は3月21日のDDTの東京・両国国技館大会で復帰戦、また同研究所所属レスラーとしての第1戦を行う。

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