長与千種 1年後の横アリ進出を計画
女子プロレスラーの長与千種(51)が代表取締役を務める新団体「マーベラス」が8日、都内で会見を行い、5月3日に東京・豊洲PITで旗揚げ戦を行うことを発表。長与は1年後の横浜アリーナ進出を計画していることを明らかにした。
会見には長与の他に、KAORU、渡辺智子、彩羽匠、雫有希、桃野美桜、杉浦一美の所属全6選手が出席。長与は団体のあり方について「テーマは『ドラマティックな女子プロレス、解禁』。常にテーマ性を持って、ドラマティックな展開であることが団体のポリシー」と話し、「選手たちにすべて任せていこうと思う」と、自身はマーベラス内で試合はしない方針を示した。
また、14年3月の設立発表からこの日まで約2年の月日が流れたことについては、「今年は箱(会場)不足で、思ってたところがなかなか借りられなかった。伸ばしていた訳ではなく、箱の問題」と説明した。だが、希望の会場を聞かれると「横浜アリーナです」と返答。横浜アリーナは約1万7千人収容の大会場で、89年には長与の引退試合が行われた縁の深い会場でもあり、「1年かけてやっていけるようなプロジェクトを組んでおります」と明言した。