王者柴田、「判定以上の結果出したい」

 「ボクシング チャンピオン・カーニバル 東洋太平洋・日本ミドル級タイトルマッチ12回戦」(11日、後楽園ホール)

 チャンピオン・カーニバル開幕戦の前日計量が10日、都内のコミッショナー事務局で行われ、東洋太平洋王座6度目、日本王座5度目の防衛戦に臨む柴田明雄(34)=ワタナベ=が200グラムアンダーの72・3キロ、同級1位の指名挑戦者・西田光(28)=川崎新田=はリミットの72・5キロだった。

 両者は14年7月5日に対戦しており、今回2度目の対戦。プレスをかける西田を柴田が足を使ってほんろうし、3-0の判定勝ちで王座を防衛した。

 2冠王の柴田は「西田選手は前回以上に成長していると思うが、自分も経験を重ねてきました。判定以上の結果を出したい」とKOを狙う。「自分はフットワークとスピードで生き残ってきただけに、体の強さにはまだ伸びしろがあると思う。今回は、フィジカル面を鍛え、これまで以上に接近戦も練習しました。負けたら終わりのつもりですが、ここは負けるところではない」と、西田対策は万全だ。

 一方の西田は「今回も圧をかけて追っていく。前回は中盤から自分が単調になって、相手にリズムよくズルズルやられた。同じ展開にならないよう、中盤から終盤にかけて倒すイメージ」と、全力で王者に挑む。

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