金子繁治氏、後楽園ホールで追悼
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1953年に日本人初の東洋王座(現東洋太平洋)をフェザー級で獲得し、今年1月2日に84歳で死去した金子繁治氏の追悼セレモニーが16日、後楽園ホールで行われた追悼興行のセミファイナル前に行われた。
リング上に故人の遺影を手にした延子未亡人を中心に、金子ジム出身の岩田健二、カシアス内藤、早山進、新田渉世、木谷卓也、伊藤俊介、高橋良輔ら歴代日本、東洋太平洋王者が並び、テンカウントゴングが鳴らされた。
長男の金子健太郎会長は「ボクシングと家族を愛した父でした。くしくもライバルで後の世界王者フラッシュ・エロルデ選手(フィリピン)と同じ命日だった。あちらでスパーリングでもしているのでは、と思います」とあいさつした。