怪物高校生・丸田 1回TKO勝ちで連勝

丸田(左)が1回TKO勝利後、赤の水着姿でリングに上がった森岡朋奈
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 「ボクシング・6回戦」(20日、大阪・池田市立五月山体育館)

 デビュー戦で世界ランカーを破った怪物高校生ボクサー・丸田陽七太(18)=関大北陽高3年、森岡ジム=がプロ第2戦でクルンシン・ガオラーンレックジム(21)=タイ=を1回1分54秒TKOで下し、連勝を飾った。

 「落ち着いていこう」と組み立てる意識で試合に入った。だが、いきなり左ジャブが効き、返しの右ストレートをアゴに打ち下ろすと、相手はダウン。さらにロープ際に追い詰め連打をまとめると、またも右の豪打がアゴにズドーン。相手はぶっ倒れ、レフェリーが試合を止めた。

 ほぼ被弾ゼロの114秒殺。「アゴにすとーんと、2発とも。相手はだいぶ来たやろうな。後の段階を用意していたのに、倒れてしまった」と、物足りなさげに振り返った。

 高校1、2年時のインターハイで準優勝し、高校2年時の11月にB級プロテストに合格。昨年11月にデビューしIBF世界バンタム級10位のジェーソン・カノイ(フィリピン)からダウンを奪い、判定で完勝。WBC世界バンタム級19位、日本スーパーバンタム級11位にランクされた。

 約120人の女性から“逆告白”された逸話を持つジャニーズ系のイケメンボクサー。小学生時、バレンタインデーはチョコレートを渡すため、自宅前で女の子が列をなした、という逸話を持つ。“モテ男”だけでなく実力もホンモノなのは疑う余地はない。

 美男をアシストしたラウンドガールは前戦に続き、米倉涼子、上戸彩らが所属するオスカープロモーションの女優・森岡朋奈(21)だった。だが、出番なく終了。試合後、胸の谷間もあらわな、セクシー水着でリングに上がった“勝利の女神”に丸田は「すいません」と頭を下げた。

 バスト88センチの笑顔がキュートな美女からは、試合前に約6種類の水着写真が送られてきた。自身のガウンと同じ赤色のビキニを丸田が選択。「1番、美しく、迫力があった」と、“生”の谷間に、鼻の下を伸ばした。

 幼少時、68年メキシコ五輪銅メダリストで森岡ジム先代会長の故森岡栄治氏にボクシングをたたき込まれた。朋奈さんは、栄治氏の息子で現森岡ジム会長・和則氏のいとこの娘にあたる。恩師のDNAを引く美女は今後も“専属ガール”を務める予定で「KOして欲しいと思っていた。また誘って下さい♥」と丸田にウットリ。美男・美女タッグでともに“スター”を目指す。

 2月20日に高校卒業式を終え、「3年以内で世界王者になる」と誓う夢へ、今年はいよいよ本格的な階段を上る。次戦は7月、WBCユースバンタム級王座を狙う予定。「3戦目はタイトルを獲るのでよろしくお願いします」と会場に集まった満員1000人のファンに宣言した。

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