DDT・狂気の“飯伏ワールド”全開!
「プロレス・DDT」(21日、東京・両国国技館)
新日本とDDTを退団し、自身が設立した飯伏プロレス研究所所属となった飯伏幸太が、頸椎椎間板ヘルニアで昨年10月に離脱して以来の復帰戦を白星で飾った。
飯伏は伊橋剛太と組んで高木三四郎、葛西純組、KENSO、中沢マイケル組と、両国国技館のあらゆる場所が戦場となる「東西正面向正面全面使用エニウェアフォール・ウェポントレジャーハント3WAYタッグマッチ」で対戦。
飯伏は屋外の階段の上から中沢を蹴り落とし、大便器内へのパイルドライバー、さらには高さが5メートル以上あると思われる客席の入場口の上からラ・ケブラーダを放つなど、狂気に満ちた“飯伏ワールド”を展開し、最後はフェニックススプラッシュで中沢を仕留めた。
試合後は感極まってリングに手足をつきながら涙。DDT社長でもある高木と正座で礼を交わし、「復帰おめでとう。久しぶりのお前は狂ってたよ!!。飯伏プロレス研究所で好きなことやって、このプロレス界を面白くしてくれ」と力強いエールを送られると、「これからもっともっとプロレス界を面白くして、またDDTに帰ってきたいと思います」と宣言した。
会見では「勘が戻ってないですけど、ファンの前に出られたのは本当にうれしかったというか、長い間、申し訳なかったなと。最高に楽しめましたね。泣きそうになったのをずっと抑えていて」と充実の表情。
高木は「アイツはやっぱりすごいよ。天性の華を持っている。これからは彼が道を切り開いていくと思うので、オレたちはいつまでもヘルプする」と約束した。
飯伏は今後、米国で4月1日に「怪獣ビッグバトル」、4月2日に「EVOLVE」に出場する予定。「いずれは飯伏プロレス研究所の研究結果を発表したい」と目を輝かせた。
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