村田 「レスリングの強さ見せたい」

 格闘技イベント「RIZIN.1」(4月17日、愛知・日本ガイシホール)で総合格闘技(MMA)デビューする12年のレスリング女子55キロ級全日本王者の村田夏南子(22)が28日、対戦相手がロシアのナタリア・デニソヴァ(25)に決まり、都内で練習を公開。二足のわらじで20年の東京五輪出場も目指すレスリング界のホープは「レスリング選手がどれだけ強いのか見てもらいたい」と、勝利に自信を示した。

 昨年9月にMMAの練習を始めたという村田はこの日、DEEPフェザー級王者でコーチを務める横田一則(37)を相手に2ラウンドの練習を披露。ミット打ちではパンチのワンツー、ミドルキックなどで重い音を響かせ、スパーリングでは鋭いタックルからパウンド(グラウンドでのパンチ攻撃)に持ち込むなど、順調なMMAへの対応ぶりを伺わせた。

 横田は「女子に稽古をつけたことは何回もありますか、モノが違う」と、村田の素質と吸収の早さに驚嘆。村田自身も「今は男の人と練習しているんですけど、だんだんテークダウンに入れたり、パンチが当たったりして、やっていて楽しい」と手応えを感じている。

 対戦相手については映像を一度見ただけとのことだが、「そんなに強いという印象はない。(レスリングの相手と比べて)打撃があると全然違いますが、自分は打撃からテークダウンにつなげる練習をしているので、やっていることを出せば絶対勝てる」と自信たっぷり。「倒してパウンドだったり、関節技だったり、ですね」とフィニッシュをイメージした。

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