清田祐三が東洋太平洋王座陥落
「東洋太平洋スーパーミドル級タイトルマッチ12回戦」(12日、後楽園ホール)
王者・清田祐三(32)=フラッシュ赤羽=が同級3位の松本晋太郎(31)=ヨネクラ=に9回1分1秒負傷判定で敗れ、4度目の防衛に失敗した。
立ち上がりから動きが鈍く、松本のジャブを浴びた。2回には赤コーナー近くで強烈な右をもらい、足元がぐらついた。4回を終わっての公開採点はジャッジ3者とも37-39と追う展開になった。
何とか反撃したい王者だったが一進一退で決定打が出ないまま。8回終了時もジャッジ2者が挑戦者を支持、1者がドローだった。松本は7回に左目上を、8回には右側頭部を、ともに偶然のバッティングで負傷。出血が激しくなった9回、レフェリーが試合を止めた。0-3の負傷判定負けだった。
松本の挑戦を受けるのは、12年3月、13年12月に続き3度目の対戦で、いずれもTKO勝ちしていた。清田は「コンディションはいつも通りだったけど、正直言ってテンションが上がらなかった。3度目の相手と何のためにやるのか、先の見える試合じゃない。負ければ言い訳になりますけど」と悔しさを押し殺した。新王者については「スパーリングも何度もやっている相手だし、手の内は分かっているけど僕との一番の違いは気持ち。目つきが違っていた」とたたえた。
今後については「気持ちがなえています。結婚もしているし、このままボクシングを続けてどうなるのかと思う」と引退を示唆した。
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