王者・野中悠樹、4度目の防衛へ気合
「ボクシング・日本スーパーウエルター級タイトルマッチ」(17日、エディオンアリーナ大阪第2競技場)
王者・野中悠樹(38)=井岡弘樹=は16日、大阪市内で前日計量に臨み、挑戦者で同級1位・清水優人(28)=木更津グリーンベイ=とともに一発クリアした。
4度目の防衛戦に向け約80ラウンドを消化。昨年12月の前戦、V3戦はジム移籍の渦中とあり消化不良の判定となっていただけに今戦の調整は順調。「イメージ通りいい感じで仕上がった。今までしょっぱい試合をしていたから、倒しにいく」と自信をにじませた。
38歳の年齢から負ければ引退の覚悟は変わらない。「世界戦をしたいので、いくつになっても勝ち続けたい」。WBO、IBFで同級世界ランクに入っており、夢の世界挑戦に向けても最強の挑戦者をねじ伏せる。
親交ある歌手で俳優の吉川晃司からは今回も「頑張って」とエールをもらった。革パンに鎖を付ける“ロックボクサー”は「気持ちを奮い立たせてパワーに変える」と、闘志をむき出しにした。
一方、清水は敵地でのタイトル初挑戦。王者に対し「僕がデビューした時から王者。ベテランでうまいと思うし、尊敬している。そういう王者のベルトを奪いたい。年齢的にも負けたら最後と思っているでしょう。奪い取りたい」と引導を渡すことを宣言した。
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