岡田が4度目の防衛に成功 7回TKO
「日本スーパーライト級タイトルマッチ」(19日、後楽園ホール)
王者・岡田博喜(26)=角海老宝石=が7回2分15秒、TKOで同級1位の麻生興一(30)=三迫=を下し、4度目の防衛に成功した。
岡田は、麻生とは2度目の対戦。1回からガードを固めて前に出る戦法を取る麻生に対し、岡田はジャブ、左フック、ワンツーで迎撃。2回に左まゆ、3回には右目の上を切り裂いた。出血で顔を真っ赤に染めた麻生だが、ひるまず接近戦を仕掛けた。岡田もキレのいい左のジャブ、アッパー、左ボディーで応じる。
5回終了時の公開採点では2者が50-45、1者が49-46で岡田を支持。手数と有効打では岡田が上回ったものの、麻生は驚異的な粘りを見せた。
出血の止まらない麻生と、全身に返り血を浴びた岡田はともに真っ赤。7回、2度目のドクターチェックが入り、レフェリーが試合続行は不可能と判断した。岡田は12勝(10KO)無敗、麻生は20勝(13KO)7敗1分とした。
試合後の岡田は「(麻生の)スタイルは予想していた。前回は足を使いすぎて体力を使ったので、今回は足を使わずというか、自然に下がって(試合の)山だけ作ろうと思っていた。練習でしてきたことをやろうと思っていた」と振り返った。
リング上で「麻生さん、今度は違うベルトをかけてやりましょう」と呼びかけた。「東洋太平洋をかけてできれば」と、今後の展望を口にした。
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