真道ゴーが1年半ぶりの王座奪回狙う
「ボクシング・WBO女子世界バンタム級タイトルマッチ10回戦」(6月13日、後楽園ホール)
元WBC女子世界フライ級王者・真道ゴー(28)=グリーンツダ=が21日、大阪市内で会見し、日本女子初の世界3階級制覇を果たしたWBO女子世界バンタム級王者の藤岡奈穂子(40)=竹原&畑山=に王座挑戦(6月13日、後楽園ホール)することを発表した。戦績は真道が16勝(11KO)3敗、藤岡が14勝(6KO)1敗。
真道は13年5月に世界王座を奪取し3度防衛。14年12月に敵地メキシコで防衛戦に敗れ陥落した。約1年半ぶりの王座奪回を狙う。
藤岡はJBCが女子を認可して以降、女子ボクシング界を引っ張ってきた。40歳を迎えても衰えはなく昨年10月に同王座を奪取。今回が初防衛戦になる。多くの若手を返り討ちにしてきたレジェンドは今回も若き実力者を相手に女子エースの座をかけた戦いになる。
真道は「ずっと戦いたかった選手。ワクワクとドキドキ。自分が負けてる選手にも勝っているし、女子ボクシングを背負って来られた人。女子ボクシング界の会長さんでみんなに慕われている方。自分はヒール役と思うので、自分がその人の上に立つ」と、日本女子最強へ意気込んだ。
また同日はW女子世界戦でWBO女子世界アトム級王者・池山直(46)=フュチュール=が東洋太平洋女子ミニフライ級王者の花形冴美(31)=花形=と4度目の防衛戦を行う。戦績は池山が9勝(1KO)2敗、花形が12勝(6KO)6敗2分け。