内山の挑戦者・コラレス、再計量クリア
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「ボクシング・WBA世界スーパーフェザー級タイトルマッチ」(27日、大田区総合体育館)
トリプル世界戦の調印式、前日計量が26日、都内で行われた。王者・内山高志(ワタナベ)に挑む同級1位のジェスレル・コラレス(パナマ)は再計量でリミットの58・9キロとし、何とかクリアした。12度目の防衛戦となる内山は58・8キロで一発クリアした。
コラレスは約400グラムオーバーの59・3キロで1回目の計量を失敗。2時間の猶予が与えられ、縄跳びを20分行い、会場近くのサウナで必死に汗を流した。
計量失敗から1時間40分後、なぜかマスクをかぶって現れたコラレスは、はかりに乗り、またもオーバー。マスクとパンツを脱ぎ、ギリギリでパスした。
「パナマは4時が計量だから、1時で失敗しても問題ないと思っていた。マスク?顔が見えないだろ、(愛称が)透明人間だからだよ」と苦しい減量を突破して冗舌だった。