金平会長 高野人母美の再起戦中止へ

 協栄ボクシングジムの金平桂一郎会長(50)は、18日に電撃引退表明した東洋太平洋女子スーパーバンタム級王者でモデルの高野人母美(28)=協栄=の再起戦(6月6日、後楽園ホール)を中止することを自身のツイッターで明かした。

 現在海外出張中の金平会長は「高野人母美、引退を示唆 6月6日もやらなくていいです!」「高野人母美、6月6日、中止を決定しました。」「彼女は、まだまだ修行半ばの選手です。誰かに、指図されて嫌だけどリングに上がるというのなら、6月6日もやめておくべきだと判断しました。」と、高野を突き放した。

 高野は18日、都内で行われた再起戦発表会見で「勝っても負けても今回の試合でラストにしたい」と、引退を電撃表明。「ボクシングは楽しくてやってきたけど、人生の自分の時間を人に左右されるのはちょっと違うかな、と。指図される自分がいやで、やりたいから、やりたくないになってきた」と理由について説明し、「だれの指図がいやなのか」の問いには「今は言えない」とした。

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