高野、金平会長と「会って話をしたい」

赤いドレスを着てレッドカーペットを歩く高野人母美=東京・青山迎賓館(撮影・園田高夫)
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 ボクシングの東洋太平洋女子スーパーバンタム級王者・高野人母美(28)=協栄=が19日、都内で「VENE 2016 LAUNCH EVENT」に、WBC女子世界ミニフライ級王者・黒木優子、ビーチバレーの坂口佳穂とともに参加。前日(18日)に引退を電撃発表した高野は囲み会見で、来週中に所属ジムの金平桂一郎会長と話し合いを持つ考えを明かした。

 金平会長はこの日午前、海外の出張先で自身のツイッターを更新し、「ボクシングが嫌だという選手をリングに上げる訳にはいきません」などと怒りの言葉を連ね、高野が6月6日に引退試合と見据えたノンタイトルの6回戦を中止する意向を示していた。

 また、この日午後には新たにツイッター上で「高野人母美と昨夜話したのは事実ですが、5分位で切れてしまいよく分かりませんでした」とつぶやいた。

 高野はこの日、試合に向けての質問に「きっちりよい結果を出したい。来週には(帰国する)会長にお会いしてお話をしたい。会長にはご迷惑をおかけしたので…」と話した。

 そして、会見の終わり際に、報道陣から「会長のツイッターをご覧になりましたか?」と問いかけられると、やや困惑した表情を見せ、「ウフフ」と声を発しながら首を縦に振っていた。

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