大竹秀典がパナマ人選手と初対戦
「ボクシング・8回戦」(24日、後楽園ホール)
前日計量が23日、都内の日本ボクシングコミッションで行われ、元日本スーパーバンタム級王者の大竹秀典(34)=金子=、パナマフェザー級2位のエルナン・コルテス=パナマ=ともにリミットの56・2キロでパスした。
14年11月、英国で当時のWBA世界スーパーバンタム級王者、スコット・クイッグに挑み、判定負けして以来、タイ人に3連続KOで3連勝中の大竹。今回、キャリア初のパナマ人選手を迎えた。
コルテスは、元WBC中南米スーパーフライ級王者のサウスポー。大竹は「VTRを見ました。体をくねくねと動かすのでやりづらそう。当てよう当てようと狙わず、じっくりチャンスを待ちたい」と、これまでにないタイプと見ている。
「特に新しいことに取り組んではいないが、テクニックは一つ一つ精度を上げるよう心掛けている。サウスポーの王者もいるので、やっておくのもいい」と、“リングの仕事人”が、再び世界への道を探っている。