竹原慎二、免疫療法でガン闘病
ボクシング元世界王者のタレント・竹原慎二(44)が27日、2014年に患った膀胱がんの闘病記の公式ブログへの掲載を始め、現在は免疫療法を採り入れていることを明らかにした。
竹原は血尿が出たことから検査を受け、膀胱がんが分かった。手術・抗がん剤などによる治療を経て現在は通院しながら経過観察中。15年からは本格的に仕事復帰している。
そして今回、「闘病中は僕と同じ膀胱がんをはじめたくさんの方の闘病ブログを読ませてもらった 経験者の情報は何よりもありがたく僕自身も自分の治療法の選択にも大いに役立った」と、自身もお返しのつもりで闘病記の掲載に踏み切った。
竹原がいろんな闘病ブログなどを読むうちに、選択したのが免疫療法だった。
「僕の自己免疫力は癌のミスコピーに負けたことは確かだ 僕は癌がわかってから徹底的に生活全般を見直した 食事から睡眠の生活習慣を整え治療中もこの『免疫力』をアップさせることを強く意識してきた」
竹原が採ったのは「自己治癒力で治していく」療法。手術前に採取していた自身のリンパ球を培養し、自分の体に戻す。
「医者の中には『そんなもの効果があるというエビデンス(証拠)がない』といって鼻で笑う者もいた」。しかし現在の主治医は協力的で、竹原はこの免疫療法を実施し続けているという。
がんの免疫療法とは、手術、抗がん剤治療、放射線治療に次ぐ第4の治療法とされるものだが、その種類はいろいろあり、中には民間療法で効果が疑問視されるものもあって、問題となるケースがある。
しかし竹原は「あくまで医者や治療方法を利用して最後は自己治癒力で治していく」と、リングに上がった時と同様、自分の力を頼みにガンと闘うつもりだ。