最後まで悩んだのはボランチ…細貝落選

 「W杯ブラジル大会日本代表発表」(12日、都内)

 日本サッカー協会は12日午後2時から都内で、W杯ブラジル大会の日本代表メンバー23人を発表した。アルベルト・ザッケローニ監督(61)自らが代表23人の名前を読み上げた。

 かなり前から23選手が頭の中で固まっていたというザッケローニ監督が最後まで悩んだ“1ピース”がボランチを1人増やすかどうかということだった。「ボランチを1枚多く連れて行こうかと最後まで悩んだ。しかしそれをするとFWを1枚、もしくはDFラインを1枚減らすことになる。たくさん攻撃的な選手を選ぼうと考えた。ブラジルに行って日本のサッカー、主導権を握りながら戦うスタイルを出すにはこのメンバーだった」とボランチを削りながらも、FW大久保嘉人(川崎)ら攻撃的選手を選んだ理由を説明した。これにより、選出有力かと思われたボランチのMF細貝萌(ヘルタ)は選外となった。

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