吉田帰国 膝OK、合宿は最初から合流
サッカーブラジルW杯日本代表に選出されたDF吉田麻也(サウサンプトン)が13日、イギリスから日本へ帰国した。3月に左膝を負傷し、実戦復帰しないままW杯直前合宿(21日開始、鹿児島県)を迎えるが、「いよいよだなというのがあります。日本のため、国を代表して頑張らないと。合宿も最初から行けます」と意気込んだ。
所属するサウサンプトンでは、負荷の大きい対人練習も行える段階まで回復した。12年にオーバーエージ枠で出場したロンドン五輪前にも負傷を抱えていた。「五輪の時よりもフィーリングはいい。復帰のプロセスは分かっていた」と経験が自信を裏付けている。
12日に代表が発表された瞬間は自宅で就寝中。知人から携帯電話に連絡が入り、着信音で目が覚めたという。「今日、明日は妻の実家に帰ります」とつかの間の休息をとった後、代表合宿に向けた自主トレに入る。