カズW杯イベント日本“親善大使”浮上
元日本代表FW三浦知良(横浜FC)がW杯中に開催地ブラジルで行われるイベントに日本サッカー協会の親善大使的な立場で出席する案が浮上していることが5日、明らかになった。日本代表が合宿を張るアメリカ・クリアウオーターで日本協会の原博実専務理事が明かした。
日本協会は梅田駐ブラジル大使から、名誉総裁の高円宮妃殿下や大仁邦弥会長に加えて、日本の顔となる人材の派遣要請を受けた。大会期間中でサッカー日本代表を派遣できないため、ブラジルとの関係性が深い三浦が浮上した。5日に行われる日本協会の理事会で議案にのぼる。所属する横浜FCはJ2リーグ戦の最中であるため、理事会の承認以外にもJリーグや横浜FCの承認を得る必要がある。
原専務理事は「日本人団体のイベントがあるが、なかなか選手は対応できないので。もし可能であればと(要請を受けた)」とした。代表チームにスタッフとして関わる可能性については「いままで全く関わっていなかった人が来るのは常識的に考えてありえない」と否定した。