「カズーとして」古巣サントス訪問
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日本サッカー協会のアンバサダー(大使)としてW杯ブラジル大会を訪問中のFW三浦知良(横浜FC)が16日、86年にプロとしてのキャリアをスタートさせたブラジルの古巣・サントスを訪問した。ブラジルを訪れた際には必ずサントスには立ち寄っているといい、「ここには(大使ではなく)カズーとしてきました」と笑顔を見せた。
ロドリゲス会長と握手し、横浜FCとサントスのユニホーム交換をした後は思い出のつまったスタジアムのスタンドへ。90年にパルメイラス戦でゴールを決めたのと同じゴールを見つめ、「何も変わらないですね」と感慨深げだった。
カズがサントスの選手として活躍していたのは四半世紀も前になる。若い職員の中には存在を知らない人もいたため、「ユーチューブで(当時の映像を)見ておいて、って言っといたよ」。後輩にあたる元サントスのブラジル代表FWネイマールの活躍にも「個人的にも応援している。ここからブラジルも日本以上にプレッシャーがかかると思うけど、プレッシャーの中で活躍できるのはすばらしい。ブラジルは最低でも優勝ですから」と喜んでいた。