前園真聖氏、番組卒業 W杯決勝前に…

 元サッカー日本代表で、96年のアトランタ五輪で主将を務めた前園真聖氏(40)が、8年半レギュラーを務めたテレビ東京のスポーツ番組「neo sports」を13日の放送をもって、卒業することが8日、分かった。前園が公式ブログで発表した。14日(日本時間)のW杯決勝を前に、番組を去ることになる。

 前園は96年アトランタのエースとしてブラジルを1‐0で破る劇的な金星を挙げ、「マイアミの奇跡」と呼ばれる勝利に貢献した。

 引退後はサッカー解説者、サッカージャーナリストとして活動していたが、昨年10月、酒に酔ってタクシー運転手に暴行したとして、暴行容疑で現行犯逮捕され、世間を騒がせた。暴行事件も同番組を降板してはいなかった。

 前園氏は8日、ブログで「今週の13日に8年半やらせていただいたレギュラー番組であるテレビ東京のネオスポーツを終えることになりました。」と報告。

 「引退して初めてのスポーツ番組で、番組名もいろいろ変わりましたが、長い間この番組に関わることができ、サッカーをはじめたくさんのスポーツ、そしてアスリートの方にたずさわることができました。サッカーでも今回のワールドカップを含め3大会も解説者として貴重な経験をさせていただきました。」と番組への思いと、感謝をつづった。

 また、「最後の番組では、おそらくネオスポーツの中で1番多く対談をさせていただいた方とのインタビュー企画があると思うので皆さん楽しみにしていて下さい!」と告知していた。

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