オランダは前半に早々と2点リードし、余裕を持って試合を進めた。前半3分、縦に抜け出したロッベンが倒されて得たPKをファンペルシーが決めて先制。同17分にはブラジルのダビドルイスの中途半端なクリアをブリントがゴール前で拾い、冷静に蹴り込んだ。その後は好機が少なかったがフラールを中心に粘り強く守り、終了間際にワイナルドゥムが加点した。
ブラジルは攻守とも安定感を欠いた。立ち上がりにチアゴシウバがロッベンを倒していきなりPKを献上。攻撃では長くボールを保持したが、オスカルの個人技やFK以外は見せ場をほとんどつくれなかった。(共同)