どっちが正解?アギーレ、アギレ論争

 サッカー日本代表監督に元メキシコ代表監督のハビエル・アギーレ氏(55)の就任が合意したことが24日、日本サッカー協会から発表されたが、報道機関の間で名前の表記が「アギーレ」と「アギレ」で二つに分かれている。

 この日、日本サッカー協会は「アギーレ」で発表した。デイリースポーツも「アギーレ」で一連の監督交渉について報じてきた。しかし、全国の新聞社にニュースを配信する共同通信が「アギレ」と表記したことで、全国紙や地方紙は「アギレ」で報じている。ちなみにアギーレ氏の英語のスペルは「AGUIRRE」。サッカーファンの間でも、どちらの呼び方がしっくりくるのかネット上などで論争になっている。

 今回のようなケースはほかにもある。ポルトガル代表FWのクリスティアーノ・ロナウドを、共同通信は「ロナルド」と表記。F1で4年連続総合王者のセバスチャン・ベッテル(ドイツ)も、共同通信は「フェテル」と表記している。ただ、どちらも世間的には共同通信の表記は少数派といえるだろう。デイリースポーツも「ロナウド」「ベッテル」で報道してきた。

 かつては男子ゴルフの“帝王”ジャック・ニクラウス(米国)も「ニクラス」とで分かれた時代があったが、現在はニクラウスに統一されている。先日の全英オープンで優勝したロリー・マキロイ(英国)も、一部に「マクロイ」と表記する雑誌があるが、これもマキロイが一般的だ。

 サッカー通の間では「アギーレ」が大勢を占めている。「アギーレジャパン」と「アギレジャパン」。音引き「ー」が入った方がなんとなく語呂が良く、呼びやすい感じはするのだが。

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