股関節痛と体調不良のため室内調整が続いていたＪ１・Ｃ大阪の元ドイツ代表ＦＷカカウ（３３）が１７日、大阪市此花区で行われた練習で、約１週間ぶりに屋外トレーニングに姿を見せた。

　ランニングや軽いダッシュを繰り返した後、一度クラブハウスに戻ると、スパイクに履き替え高橋コーチと感触を確かめるようにボールを蹴り合った。心地良い汗を流したカカウは「今日の練習の感触は良かったよ」と笑顔を見せた。

　大熊監督は「いてくれれば使いたいけれどコンディションが戻るかどうか。長く離れていたので無理はさせない」と話し、大阪ダービーとなる２０日のＧ大阪戦（万博）でのベンチ入りは微妙な状況だ。

　この日は毎年恒例となっているスイカの差し入れがあった。ブラジルやドイツでもスイカを食べるというカカウだが、「日本のスイカが一番おいしい」と満面の笑みで舌鼓。家族にも持ち帰るなど、すっかりお気に入りだった。