奇跡のJ1残留へ徳島が痛恨黒星…
「J1、徳島0‐2大宮」(20日、ポカリ)
最下位の徳島は、残留を争う17位・大宮との直接対決で痛恨の黒星を喫した。
0‐0で突入した後半11分に、自陣左サイドでMFエステバン(32)の軽率なボールロストから相手FWムルジャ(30)に先制点を献上。同35分にもDF藤原広太朗(24)のクリアミスからムルジャにゴールを許した。
前日の練習中にFWアドリアーノが腰を痛め離脱。攻撃の貴重なピースを欠いた徳島は終盤の反撃も及ばず、3戦連続無得点でホーム初白星はまたもお預けとなった。
「守備の要の選手にミスが出た。いいゲームはできていたので、もったいない」と小林伸二監督(54)。大宮との勝ち点差は「10」に拡大。奇跡の残留に向け、チームは極めて厳しい状況に追い込まれた。