J2危機清水に地元局が粋なエール
J2降格危機に直面しているJ1清水に、地元放送局からエールが届いた。
22日夜の新潟戦(アイスタ)を生中継する静岡放送が、同日付の静岡新聞テレビ欄で、各行の頭文字をつなげると別の意味になる「縦読み」を実施。「残留へ思いはひとつ」というメッセージを掲載した。
静岡放送でスポーツ担当ディレクターを務める池ヶ谷征吾さんによると、約2週間前から準備を始めた。「エスパルスが残留ラインにいて、それを応援したいということで実施しました。選手、監督、スタッフ、サポーター、それから中継をする私たちもみんな同じ思いということで決めました」という。
今季のJ1は残り6試合。清水は8勝4分け16敗と不振で勝ち点28、降格圏の16位に低迷している。ただ、当面の目標となる15位甲府の勝ち点は29と逆転は可能な状況だ。「本当に勝つしかないと思っています。思いを試合にぶつけて欲しいですね」という池ヶ谷さんら静岡放送、そして清水サポーターの思いは届くのか。試合は午後7時にキックオフを迎える。