Ｊ２第３９節が１日、各地で行われた。最下位の富山は栃木に１－０で勝利し勝ち点を２２としたものの、最下位から２番目の２１位讃岐が１－１で北九州と引き分け勝ち点を３２に伸ばした。両チームの勝ち点差は１０でＪ２の残り３試合での逆転が不可能になったため、富山の最下位が決定した。

　下部リーグのＪ３ではＪ２ライセンスを交付されているクラブが上位２位までに入ることが確定している。このため、最下位の富山が入れ替え戦にまわる可能性がなくなり、自動降格が決定した。

　富山は０９年のＪ２初年度に入った１３位が最高順位で、１０年は１８位（１９クラブ中）、１１年は１６位（２０クラブ中）、１２年は１９位（以降、２２クラブ中）、１３年は１８位と低迷していた。今季も５月３１日の第１６節以降、一度も最下位から脱出できなかった。