浦和 G大阪に敗れV持ち越し 

 G大阪に敗れ、引き揚げる浦和イレブン=埼玉スタジアム
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 「J1、浦和0-2G大阪」(22日、埼玉ス)

 G大阪が後半43分、途中出場のFW佐藤晃大が決勝ゴールを決め、浦和との勝ち点差を2に縮めた。今季は残り2試合。逆転優勝に望みをつないだ。

 G大阪は後半43分、浦和のFKを跳ね返した後にカウンターを発動。左サイドをリンスが抜け出し、エリア内でキープ。守備2人を引きつけてからパスを送り、攻め上がった佐藤が流し込んだ。後半ロスタイムには同じく途中出場のMF倉田秋が追加点を奪った。

 殊勲の佐藤は試合直後のテレビインタビューに「コースに流し込めば入ると思った。感覚で流し込めばコースにいくなと思った。良かったです」。今季はまだ2得点目。「本当、僕自身はここまでガンバの勝利に貢献できていなかったので、こういう形でゴールできて良かったです。全然活躍できていなかったので、もっともっと点を取って貢献したいです」と、逆転優勝とチームへの貢献を誓った。

 一方、浦和は前半9分、G大阪MF遠藤のパスミスからボールを奪うと、李、梅崎とつないだが、シュートがミートせず。同33分には李がペナルティーエリア内で体を張って味方の上がりを待ちチャンスをつくったが、シュートには至らなかった。

 後半11分にMFマルシオリシャルデス、同19分にMF関根貴大を投入し勝負をかけた。同35分にはマルシオリシャルデスが直接FKを狙ったものの、得点には至らなかった。37分、エリア内左サイドでフリーになったMF宇賀神のシュートは相手GK東口にセーブされた。

 スタジアムは、アウェーサポーター応援席を除いたほぼ全区画が赤いユニホームを着たサポーターに埋め尽くされる異様な雰囲気に包まれた。試合終了直後は、「We are Reds」のコールでイレブンを激励した。

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