C大阪 右膝手術の山口が舞洲帰還

約2カ月ぶりに練習場に姿を見せたC大阪・山口
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 J1C大阪は23日、大阪・舞洲で回復トレーニングを行った。

 MF山口蛍(23)が約2カ月ぶりに練習場に姿を見せた。9月26日に痛めていた右膝半月板を手術。都内の国立スポーツ科学センター(JISS)でリハビリを行っていた。

 リハビリを振り返り「きつかった」と漏らした山口。「まだ多少の違和感はある」と話したが、既にランニングを開始しておりボールも蹴っている。この日は室内トレーニングのみで、屋外では監督、スタッフらと話し込む様子が見られた。

 残り2試合となった今季の試合出場は不可能で「焦ってまた痛めたら意味がない。長い目で見ながらやりたい」とはやる気持ちを抑えるように話した。

 大熊監督は「試合を見てくれていたようで『声が出ていませんね』と言っていた。苦しい時にリーダーシップを取れる選手」と話し、ピッチ外での役割にも期待を寄せた。

 チームは22日の仙台戦で引き分けに終わり、J2降格圏内の17位から順位を上げることはできなかった。次節鹿島戦(29日、ヤンマー)に敗れた時点でJ2降格が決定し、勝つか引き分けでも仙台、清水の結果次第では降格となる瀬戸際に立たされている。

 「自分が戻って来たことで雰囲気が良くなれば。チームのモチベーションを上げたりしていきたい」と山口。チームに届けられた久々の明るい話題。主将の帰還で奇跡のJ1残留へ一丸となる。

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