フォルラン来季残留「分からない」
クラブ史上3度目のJ2降格が決まったC大阪の元ウルグアイ代表FWディエゴ・フォルラン(35)が30日、来季の残留について「分からない」と話し、明言を避けた。
今季加入したフォルランはここまでリーグ戦26試合7得点と期待された数字を残せておらず、9月の大熊監督就任以降は先発出場が1度もない。第33節仙台戦(22日)で負傷以外の理由で初めてベンチ入りメンバーから外れると、第34節鹿島戦(29日)でも2試合連続ベンチ外と事実上の構想外となっている。
この日は鹿島戦で出番のなかった選手らが出場した関西ステップアップリーグG大阪戦にも帯同せず、大阪市内で軽く汗を流し足早に練習場を後にした。
フォルランは来年6月末までの残留が基本線となっており、関係者によるとフォルラン自身も引き続き日本でのプレーを希望しているという。ただ、出場機会を強く求めていることもあり、移籍の選択肢も捨て切れない。
他クラブからのオファーについてフォルランは「どこからも来ていない」と明かしたが、オファーが届けばクラブ関係者も「本人次第」と話しており、流出を容認する方向とみられる。