降格大宮8人退団へ選手一新
来季J2に降格する大宮が14日、仙台に期限付きで移籍していたDF村上和弘(33)、群馬に期限付きで移籍していたMF宮崎泰右(22)、J3秋田に期限付き移籍していた李根鎬(イ・グノ=21)と来季の契約を更新しないことを発表した。
すでにこの日の午後4時30分までに蔚山から期限付きで加入していた元日本代表MF増田誓志や、GK北野貴之ら8人の契約満了が発表されている。必ずしも全員が戦力外による退団とは言い切れないが、J2降格に際し、大宮が選手構成を一新させようとしているのは確かだ。また、浦和がFWズラタンの獲得に動いており、戦力流出の懸念もある。
一方、監督は、渋谷洋樹氏の留任が11日に発表された。大宮は近年、頻繁に監督の首をすげ替えてきた。12年には鈴木淳氏からズデンコ・ベルデニック氏に、13年にはベルデニック氏から小倉勉氏に交代した(小倉氏は13年限りで退任)。14年に就任した大熊清氏も、シーズン途中で退任し渋谷氏がコーチから昇格した。
14日時点で大宮が発表した契約満了選手は以下の通り。()内は年齢と今季のJリーグでの成績。
▽10日
GK北野貴之(32=15試合0得点)
▽12日
GK江角浩司(35=12試合0得点)
▽13日
MF橋本晃司(28=16試合2得点)
MF趙 源熙(チョ ウォニ、31=4試合0得点)
MF増田誓志(29=19試合1得点)
▽14日
DF村上和弘(33=大宮3試合0得点、仙台9試合1得点)
MF宮崎泰右(22=群馬36試合2得点)
MF李 根鎬(21=秋田23試合3得点)