Ｊ２熊本は１７日、ＤＦ矢野大輔（３０）が今季限りで現役を引退すると発表した。

　熊本県出身の矢野は、大津高から０３年にＪ１・Ｇ大阪入り。その後、鳥栖、熊本へと移籍した。Ｊ２では通算２２９試合に出場して１１得点だった。

　矢野はクラブを通じて「自分自身の気持ちとして現役続行の意思が強く、けがの回復具合も思うようにいかず、調整が難しい状況となりました。正直悔いが残りました。しかし日々の葛藤の中で、自分の持ち味は“けがをしないこと”であったという思いも同時にありました。いろいろなご意見のもと、最終的には自分でこの決断を下しました」とコメントした。