Ｊ２Ｃ大阪の新監督に就任したブラジル人のパウロ・アウトゥオリ氏（５８）が１７日、関西空港着の航空機で来日した。

　０６年にＪ１鹿島を率いたアウトゥオリ監督は「歴史あるクラブのＣ大阪が目指すところに共感した。再び日本で仕事が出来ることをうれしく思う」と意気込みを語った。

　２部リーグで指揮を執るのは初めてと話すが「クラブの理念を聞いたところ全く支障はなかった。下のカテゴリーにいるのは今季限りのこと。Ｊ１に復帰してより大きな目標を達成したい」と１年でのＪ１昇格を誓った。

　また、元ドイツ代表ＦＷカカウ（３３）もこの日、関西空港着の航空機で再来日。オフはブラジルで家族とともに過ごしたというカカウは、Ｃ大阪で迎える２シーズン目に向けて「新しい監督、選手で戦い、状況を変えてＪ１に上がりたい」と話した。

　Ｃ大阪は１９日に始動し、来月２日から和歌山県串本町で第１次キャンプに臨む。