本田に罰金5000ドル 審判批判
サッカーアジア杯を開催中のアジアサッカー連盟(AFC)が17日、日本代表FW本田圭佑(ACミラン)に5000米ドル(約59万円)の罰金を科したことを発表した。
本田は1次リーグD組初戦のパレスチナ戦(12日・ニューカッスル)試合後の取材ゾーンで、同戦の笛を吹いたカタール人主審の判定について質問されると「言いたくはないが」と前置きした上で「すぐにファウルを取る。まるでバスケットボールの試合のようだった。アジアのレフェリーの質を上げてほしい」とコメント。これが審判批判とされ、制裁の対象となった。
日本協会広報部によれば、パレスチナ戦の翌日にAFCと文書でのやりとりを行い、この日までに規律委員会から罰金5000ドルの制裁が下ったという。協会広報部は「罰金は協会側が立て替えて、後日、本田本人から徴収することになると思う」と説明した。
また、イラク戦で警告を受けたMF清武弘嗣、MF今野泰幸には2000米ドル(約23万円)の罰金が科され、日本協会にはパレスチナ戦での出場選手リスト提出が遅れたことにより警告が与えられた。