川澄 憧れの白鵬とぶつかり稽古
日本代表MF川澄奈穂美(29)=INAC神戸=が、14日放送の「炎の体育会TV2時間SP」(TBS系)で「横綱白鵬との対面」という夢をかなえ、さらなる願い「ぶつかり稽古をすること」も実現させた。
白鵬(29)=宮城野=と対面するための条件は「リフティング・ハイ(バーを越えた後に3回リフティング)で高さ5メートルを成功させること」。難なくクリアした川澄は、さらに9メートル、そして何と南アフリカ、ブラジルW杯日本代表FW大久保嘉人(32)=川崎=に並ぶ11メートルにも成功した。
憧れの横綱との対面は、川澄が指定された都内のホテルの部屋を開けると、暗闇の中で白鵬が立っているというサプライズ。「怖かったですか」と尋ねる白鵬を前に、川澄は口をパクパクさせるだけで、しばらくは声が出なかった。
ソファーに並んで座り、ようやく落ち着いた川澄は、意を決して「一度ぶつかり稽古をしたいんですが、いいですか」とお願い。
日体大時代に相撲の授業を取っており、実際にまわしをつけて土俵に入ったこともあるという川澄は、低い姿勢で思いきって横綱に向かっていったが「うわー、全然効きません」。もちろん、あっさり跳ね返した白鵬だが「重かったです。脇がしまってたし、膝も曲がってたし素晴らしかった」と感心していた。
白鵬に憧れる理由は「スポーツしてる人間なので、熱く打ち込んでる人にはすごく魅力を感じますし、何といっても歴代最多優勝っていう強さにすごくひかれます」。そしてリフティング・ハイに挑む姿はアスリートそのものだったが、最後にお姫様抱っこで記念撮影するときには、恥じらいの笑顔を見せていた。
川澄はこの日、自身のブログを更新。記念撮影の写真とともに、「白鵬さん、かっこよすぎでした♡私の顔、完全に浮かれてる」などと喜びをつづった。