左膝前十字靱帯損傷で全治約７カ月と診断されたＪ１柏の増嶋竜也が２８日、元陸上長距離選手の千葉真子さんから勇気づけられるプレゼントを受けとったことを明かした。

　まだ左膝の手術を受ける前で、筋力を落とさないためのトレーニングを行っているという増嶋。当然、手術前のため回復や復帰へ向けた行動がとれない状況で、やるせない気持ちで日々を過ごしている。

　そこへ、千葉さんからリハビリ用のマッサージ器具が届いた。増嶋は「術後の腫れた足には最高にいいはず！本当に嬉しい限りです！！」と感激していた。この器具は筋肉をさすったり、もんだり、ほぐしたりすることが１つでできることが売り。機能以上に、リハビリを始められない焦りを感じている増嶋を励ます意味があるプレゼントになったようだ。

　今回で手術は４度目。右膝、両足首と大きいけがに泣かされ続けている。手術を受けた場所が左右対称になることから「バランスは良いですね！！バランスがとれた所で手術は引退します」とあえてポジティブに決意表明していた。

　増嶋は３月１３日に行われたＪ１第１ステージ第２戦の仙台戦で負傷交代した。