移籍注目のFC東京・武藤の一問一答
「J1、湘南0-1FC東京」(12日、BMWス)
FC東京は、後半19分にFW武藤嘉紀(22)が決めたヘディングゴールの1点を守りきり3連勝を果たした。開幕から3勝2分けと負けなしで、首位に立った。武藤はイングランドの名門・チェルシーから獲得オファーを受けており注目を集めているが、試合後に心境を語った。
以下、主な一問一答の要旨。
-厳しいマークの中、ゴールを決めた。
「自分の良さも出したし、太田選手のクロスも素晴らしかった。(頭を)当てるだけで良かった」
-ハリルホジッチ監督が視察した。
「前線からハードワークして、攻守においてサボらず、チームのために、そういった面ではチームとしていいゴールだった」
-監督が来て意識は。
「全然、意識せず。いつも通り泥臭いプレーを(心がけた)」
-チェルシーから獲得のオファーもあった。
「試合が終わったばかりなんで、何も話すことはありません」
-チェルシーからのオファーを受け、今の心境は。
「ゆっくり(結論を)決めたい気持ちはありますけど、自分自身、どこに行けば成長できるのか。先を見据える上で、自分に合ったチーム。出場して成長できるチームを(選びたい)。これしか言えないですね」
-移籍について、12日に回答期限という報道もあった。今日が12日だが。
「どこからその情報が漏れたか分からないですけど。今日の試合が終わって、特に自分がどこに行けば成長できるかをしっかり考えていきたいと思う」
-開幕から負けなし。
「チームとしてみんながみんなチームのために戦えている」
-5試合で4得点というペースはどう思うか。
「いい立ち上がりであると思いますけど、もっともっと自分自身、向上したいと思っているし、試合数を(得点が)上回れるようになったら、また一つ素晴らしい選手になれると思うので、そこを目指したい」
-個人としてどうだったか。
「個人としてはハードワークするところ、前線からの守備、裏へ(抜ける動き)。そういうのにこだわった。裏への意識って非常に良くなったと思う。下がって受けるんじゃなくて、裏へ抜けて受けているのは成長できているなと思う」
-得点の前にオフサイドになったヘディングがあった。
「オフサイドじゃなかったみたいなことを誰か言っていましたけど(笑)。結果1得点できたのは良かったと思います。最初の1点が決まっていたら、ラッキーゴールだったので。その後、チームの力がうまく合わさった1点が取れて良かったと思います」
-のってきたのでは。
「チームで、自分が点を取って負けてしまっては意味ない。チームを手助けできるゴールを取っていきたい」
-首位に立った
「(笑顔で)続けて頑張っていきます」