丸山、なでしこJ落選に「悔しい」
サッカーのワールドカップ(W杯)女子カナダ大会(日本時間6月7日開幕)で2連覇に挑む女子日本代表「なでしこジャパン」のメンバー23人が1日に発表され、前回2011年ドイツ大会で優勝したメンバーで今回の選出メンバーから外れたFW丸山桂里奈(32)=大阪高槻=が同日夜、自身の公式ブログを更新し、「残念だし悔しい気持ちでいっぱい」などと、落選への思いを明かした。
ドイツ大会では俊足のポイントゲッターとして、準々決勝の地元ドイツ戦では延長戦で決勝ゴールを挙げるなど、その美貌も含めて時の人となった丸山だが、今回は負傷のFW高瀬愛実(INAC神戸)とともに落選した。
2日になでしこリーグのAS埼玉戦(13時キックオフ、高槻総合)を控える丸山は、就寝前にブログ上で「もう全部知ってますね!私は中継が見れなかったので、友人から教えてもらいました(予備登録メンバーの)35人のラージ枠に入っていたので、選出された時落選した時どちらももちろん気持ちの準備をしていました。自分の名前が呼ばれなかったことは、とても残念だし悔しい気持ちでいっぱいです」と正直な胸の内を吐露した。
前回ドイツ大会以降に膝に大けがを負い、手術やリハビリ生活を余儀なくされた丸山は「私なりに前回のW杯から四年間、自分がやれることはやってきました」と示し、「その中でも自分なりに本気でW杯を目指してきたし、目標があったからこそ今日まで気持ちをもっていけたと思います」と最後まで代表入りを諦めていなかった思いを明かした。
ブログでは高槻のチームメートやファン、友人からの応援メッセージに感謝の意を表し、「なんだかみんなに気を使わせてしまって…」などとしんみり。それでも「明日(2日)は大事な一戦。なので、悔しいとかくよくよ落ち込んでる暇なんて本当になくて…」などと前を向いた。
そして「やるだけやった結果。それも人生!それが人生!どんなときもポジティブなんで大丈夫です まじで!本当にありがとう よし、寝る!おやすみなさい~、良いこともそうじゃないことも五分五分。だから次はいいことあるかもね」と気持ちを切り替える言葉を連ねて、ブログを締めた。