前園氏 川淵氏に不祥事を謝罪
サッカー解説者の前園真聖氏が10日、レギュラーを務めるフジテレビ系トークバラエティー番組「ワイドナショー」(日曜、前10・00)に出演し、自身の不祥事を日本サッカー協会元会長の川淵三郎氏に謝罪した。
同番組ではバスケットボール界の改革について、「ジャパン2024タスクフォース」のチェアマンとして、問題に取り組んでいる川淵氏を取材。インタビュアーを前園氏が務めた。
冒頭、13年に前園氏が起こした泥酔してタクシー運転手に暴行をはたらいた不祥事について、まだ謝っていなかったため「その節はご心配をおかけしました」と頭を下げた。川淵氏は「(前園氏が)みんなにかわいがられて(自分も)喜んでいるよ」「(『ワイドナショー』で、スタジオのうしろで)ちょうネクタイして立っているのがすごくいいよ。見てる見てる」、「たまには(お酒を)飲んでいいよ」などと応じた。
Jリーグ発足の立役者である川淵氏を芸能界にたとえて、「ジャニー(喜多川)さん(のような人)ですかね」と表現した前園氏は終始、緊張していた。川淵氏からは、サッカー五輪代表を前園氏が96年アトランタ五輪出場に導いたとして「前園が神様に見えた」あらためて感謝された。前園氏は五輪出場を決めたサウジアラビア戦で2得点している。
バスケットボール界の問題について、川淵氏は「時間をかけるほど(協会内で)足を引っ張るに違いないと思った。(準備期間が)5カ月、ラッキーと思った」、「62万人っていうんだけど、半分が女性。サッカーは女性は4万人ぐらい。30万人の女性をバスケットボール人気につなげることを真剣に考えているとは思えない。今までのバスケットボール協会は」などと熱く語った。